UEFI を使う
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2020-3-8 16:11 JST

ちょっと古いチップセットQ170の MB の AMI UEFI BIOS にUbuntu Server をインストールしてみた。

結論から言うと写真のように USB メモリを使ってインストールするのが吉。最初、USB DVD Driver からインストールしようと思ったのだがUEFI ではうまく認識してくれずに Legacy になってしまった。

よくよく考えるといまどき DVD とかでインストールはしないのかもしれない。USB 3.X のメモリに dd でまるごと Ubuntu のインストーラをコピーして立ち上げる方が圧倒的に早い。

もちろん MB 側も USB 3.X の口(このMBは古いので後ろにしか USB3.0 がない)に入れた方がよい。

UEFI の Shell が立ち上がる

ここから右往左往したという話。

まず面食らったのが UEFI の Shell が立ち上がったこと。本来、EFI のブートパーティションがあれば、そこからなんらかの Boot Managerが立ち上がる。例えば Ubuntu 18.04 では grub2 が立ち上がる。

EFI パーティションを発見できないと、ROM 内の UEFI Shell であるstartup.nsh が立ち上がる。あとで uefi.org をみたらちゃんと specification があった。

help -b でヘルプを見ることが出来る。MB のベンダーによっては boot や secboot なるコマンドがあるようだが、オリジナルのuefi.org で規定されている Shell には reset 以外に起動の手段はないようだ。bcfg コマンドで設定を変えて reset するというのが本筋らしい。

蛇足ながら、最近の UEFI BIOS はグラフィカルな GUI が立ち上がる。

RAID1

Server なので RAID1 をいれてみようとおもっているのだが、Q170は Intel のドキュメントを見ると RAID 対応になっている。でも手元の MB にはその設定がない。どうも、他の Q170 の BIOS にはありそうなので、この MB のベンダーの提供の問題のようである。そして、Intel のこの種の RAID がソフトウェアの助けなしに出来るのかどうかがよくわからない。情報が少なすぎる。

ということで玄人志向のMarvell社製 88SE9230搭載 SATA3x4 インターフェースボードというものを購入することにする(まだ試していない)。

ただ、困ったことにこのボード Legacy BIOS 対応で UEFI には対応していないみたいだ。

EFI の特別なドライバを使えばできたりするかもしれない(明日試す)。

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