KV260 とカメラ入力
KV260 手元にあるので Pcam 5C とつなげてみる。 FPGA の部屋のblogをそのまま1~4までやるとうまくいくよ。

git clone を実行
もともとの Adam Taylor さんのプロジェクトを clone する。 名前の一部が Kira になっているところがお茶目。
git clone https://github.com/ATaylorCEngFIET/Kira_PCAM.git
プロジェクトの作成~インプリメンテーション
Vivado 2021.1 を起動後、bd.tcl を実行しプロジェクトを作成する。 Create HDL Wrapper … でトップモジュールを作って、 io.xdc の制約をインポート。その後、インプリメンテーションまで実行する。
“MicroZed Chronicles: Kria & Raspberry Pi Camera”をやってみる1
はい、ここまでは FPGA の部屋の通りです。で、マイナスのスラックが出ます。

これも FPGA の部屋の通り、reset を追加します。で、ここ私は 配線をちょっと変えました。reset の配線。

でインプリメンテーションまで実行するとこれも “MicroZed Chronicles: Kria & Raspberry Pi Camera”をやってみる2 の通りちょっとマイナスのスラックが出ます。(リセットを変えたので 微妙に違う)
どの配線がまずいか?を追っていきたいのですが、hidden とか 表示されていてどこだかわかりません。 折角なので Vivado で回路を追っていきました。hidden 何かと思ったら ila1 でした。

そこで、ila1 のクロックをいったん削除し、そうすると Vivado のお勧め 配線が出るのでそれに従い配線をお願いします。

どうやら Zynq UltraSCALE+ が出力する dp_video_ref_clk に繋がなければ いけなかったようです。
Linux で実行
実はここまで Windows でやっていました。その先の Vitis を Windows で やろうとしたら出来ませんでした。仕方がないので Linux で実行。
うまくいきました。

参考にしたサイト
- “MicroZed Chronicles: Kria & Raspberry Pi Camera”をやってみる7
- MicroZed Chronicles: Kria & Raspberry Pi Camera